イスラエルいろいろ

イスラエルってどんなところ? ふだんだれがなにして暮らしてる? そんなギモンを掘り下げてみました。ユダヤ人の歴史・文化にも踏み込んでいきます。

世界各国から学生が集まるロスバーグインターナショナルスクール

ヘブライ大学の一部としてあるロスバーグインターナショナルスクール。

ここには世界各地から学生が集まってきます。
https://overseas.huji.ac.il

 

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学部、修士、MBA、語学学校など留学方法はさまざまですが、
ここでは修士課程についてお話ししたいと思います。

 

修士課程は基本的に一年制。英語で授業を受けつつ、オプションでヘブライ語を学ぶことができます(プログラムによっては必修)。

 

わたしが所属しているプログラムはイスラエルの政治や文化を学ぶIsrael Studies(イスラエル学)です。

 

その他にも中東全般のことを学ぶMiddle Eastern Studies、ユダヤ人の歴史を包括的に学べるJewish Studies、聖書のことを中心に学ぶBible Studies(二年制)などがあります。

 

さらに、起業のノウハウやイスラエルが強みとするスタートアップのことが学べるMBA Entrepreneurship & InnovationやNGOなどの国際協力組織で働きたい人が学ぶNonprofit Management & Leadershipといったプログラムもあります。

 

イスラエルで英語を使って学ぶ利点としては、先生もまわりの生徒たちも英語がネイティブではない人が多いので、英語に苦手意識があっても入って行きやすいと思います。

 

またパレスチナ問題に関心があり、NGO関係で働きたいと考えている人には在学中から実際に組織で働いている人に会える機会も多いと思います。

 

さらに、2017/18年度からイスラエル学のプログラムでは夏にインターンシップが選択できるようになりました。スタートアップ企業を覗いてみたいなんて人にはいい機会かも。

 

やってくる学生の国籍はさまざまです。今年は中国とドイツからの学生が多いようですが、そのほかにはカナダ、スイス、韓国、デンマーク、トルコ、イタリア、トリニダード・トバゴなどなど。

 

日本では危険な場所というイメージが真っ先に浮かぶイスラエルですが、実際に来てみると世界各国の若者がやりたいことをしに集まって来ています。

 

留学を考え中、という方はぜひ選択肢のひとつとして参考にしてみてください。

 

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