イスラエルいろいろ

イスラエルってどんなところ? ふだんだれがなにして暮らしてる? そんなギモンを掘り下げてみました。ユダヤ人の歴史・文化にも踏み込んでいきます。

イスラエルへ行くときのセキュリティチェック(エル・アル航空の場合)

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イスラエルは入国審査が厳しいことで知られています。行くときも出るときもちょっと面倒。

 

今回ロンドンからイスラエルの航空会社エル・アル航空を使いました。

 

ちなみに日本からイスラエルへの直行便はありません。

韓国、ロシア、トルコ、ウィーンで乗り換えるのが一般的なようです。

 

ヒースロー空港のターミナル4から発着しているエルアル航空の飛行機に乗るべく、指定されたカウンターを探していると、セキュリティのためか、一番端っこの奥まった場所にありました。

 

手前には銃を携帯した警備の男性たちが5人くらい雑談をしています。

 

ここから列に並んで、1人1人順番に簡単な質問タイムがあります。(英語かヘブライ語で)。

エル・アル航空のスタッフにパスポートを預け、スタッフはパスポートをじっくり見ながら

 

なぜイスラエルへ行くのか?
イスラエルには行ったことがあるか?
どれくらい滞在するのか?
荷物には何が入っているのか?

 

などが聞かれます。

 

スーツケースに鍵がかかっていると開けるように言われるので気をつけてください。基本的に中に入っている荷物は全部見られます。貴重品はスーツケースに入れないようにしましょう。

 

質問が終わるとそのスタッフの若い女性から、手荷物検査のためにゲート3に行くよう言われました。

 

「別のスタッフからゲート24に行ってと言われるかもしれないけれど、誰がなんと言おうとゲート3に行ってね!」

 

と言われ、ゲート3に行ってその旨を伝えると「ここじゃない、ゲート24だ」と強く言われたので、

 

 15分歩いてゲート24まで歩いて行くと、そこにいたスタッフに「申し訳ないけどゲート3に戻って」と言われ、

 

ゲート3に着くと小部屋の扉が開いていて、そこで手荷物のチェックをされました。

 

リュックの中身を全部出され、ボディーチェックをされ、パソコンは開けた状態でチェック用の機械に当てられました。

 

それが終わるとようやく出発ゲートに戻りましたが、着いたころにはくたくた。

 

ゲートの前で宗教的なユダヤ人のグループが、黒ずくめの格好で壁に向かって身体を揺らしながらお祈りをしており、それをぼーっと見ながら出発のときを待ちます。

 

そんなわけでロンドンから飛びたちました。イスラエルまで約5時間のフライトです。

 

イスラエル行きはセキュリティチェックがやっかいですが、イスラエルへ行こうとお考えの方はこれも旅行経験の一部として考えてみてはどうでしょうか。