やっぱりエルサレム旧市街が好き。
エルサレム旧市街。
そこはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地がぎゅっとつまったところ。
世界を見わたしても、そんな場所は他にありません。
真ん中には堂々とイスラム教の岩のドームが見え、その手前にはユダヤ教の嘆きの壁があり、イエスの足跡をたどるためにここを目指してくる人は後を絶ちません。
そんな旧市街は四つの地域から成り立っています。
ユダヤ教地区
旧市街は周りを城壁でぐるりと囲まれていて、いくつか門があります。
観光客はまずヤッフォ門という門から入るのが定番となっています。
ヤッフォ門を入ってまっすぐ行くと、両側にお土産屋さんが並んでいます。
ところどころに標識があるのでそこに「Western Wall」と書いてあるのを見ながら、右に曲がり、しばらく行くと嘆きの壁が見えてきます。
朝早く行くとユダヤ人がたくさん嘆きの壁を目指して歩いているので、それについていくという手もあり。
嘆きの壁の手前にはセキュリティチェックをするゲートがあります。
そこを抜けると、広々とした空間の奥に嘆きの壁が見えます。
お祈りの場所は男女に分けられているのでそれぞれの場所に行きましょう。
こちらの写真は女性側。
女性側の方から男性側を見ることのできる台があります。のぼってのぞいてみましょう。
かわいらしい時計を発見。
ムスリム地区
ムスリム地区の目玉はなんといっても岩のドーム。
観光客が建物の中に入ることはできませんが、嘆きの壁の近くから黄金に輝くドームが見えます。これを見ずにエルサレムに来たとは言えません。
ムスリム地区あたりにはお土産屋さんも豊富。
いいものを見つけたら必ずいい値で買わず、値段交渉をしましょう。
ヴィアドロローサ & キリスト教地区
イエスの歩いた道であるヴィアドロローサはムスリム地区から始まります。
ポイントごとに数字が書いてあるので、わかりやすくなっています。
途中、木の十字架が置いてあり、担いでみることもできました。
聖墳墓教会はキリスト教地区の目玉。
中に入ると、真剣にお祈りをしている人たちがいて宗教的な雰囲気が漂っています。
アルメニア人地区
もっともひっそりしていて観光客が少ないアルメニア人地区。
アルメニア料理が楽しめるレストランがあります。
アルメニア虐殺博物館を目指してて歩いていたのですが、2018年2月の時点では閉館している様子でした。
城壁の外に出てオリーブ山へ
城壁の外に出て丘を登っていくとそこにはユダヤ教徒のお墓が。
死んだあとオリーブ山のお墓に埋められるのは宗教的なユダヤ教徒にとって夢です。
聖地であるということに加え、メシアがやってきたらまず最初に蘇るのはここに埋葬されている人たちだからだそう。実際にその場に立つと、旧市街の岩のドームが見え開放感があり、ここに眠りたいという気持ちもわかります。
ちなみにこのお墓に入るのには一千万以上必要とのこと…
旧市街は歴史の宝庫。
いくら歩いても飽きることがありません。
買い物やお茶をしながらじっくり散策してみましょう。